8月~のヘルパーさん大募集!!

8月15日から空きがあります!
興味がある方、一度ご連絡くださいませ!!
皆さんのご応募お待ちしております!!!!!

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以下詳細をお読みください。
尾道ゲストハウス「あなごのねどこ」では、朝食と掃除のお手伝いをしてくれるヘルパーさんを募集しています。 尾道が好きで少しでも安く滞在したいという方、ヘルパーさんとしてあなごのスタッフや尾道空き家再生プロジェクトのメンバーとともに住民気分を味わいながら尾道で過ごしませんか?
午後からはフリーなので、宿泊者と尾道の街へ繰り出したり、パーティーしたりとお好きなように時間を使ってください。
移住体験を希望する方にもぴったりです。
詳しくは以下の要綱をお読みくださいませませ。

★期間:2016年8月15日くらいから、1ヶ月~3か月。
★業務:朝食の補助と、施設内の掃除
★時間:朝食 8:00~10:00 (忙しさは朝食の予約数によります。)
    カフェ掃除 10:00から、30分程度
    ゲストハウス掃除 11:00~14:00くらい
★休み:2日程度(宿泊状況により変更有)
★待遇:寝床と朝食と昼食のまかない付き!
★給与:フリーアコモデーション形態で、お給料は発生しません。
★その他:尾道が好きな方、英語を使うのが好きな方、旅が好きな方、建物に興味ある方、空きPの活動に興味のある方、ゲストハウスを開業したい方、はたまた移住を考えてるかたなどなど優遇いたし〼。

※お問い合わせ(午後16時以降だと助かります!) 0848-38-1005 / 080-3052-3235

5月のヘルパーさん募集!!

こんばんは。

また冬に逆戻りですね。

春が待ち遠しいです。

5月1日から5月21日の3週間にまだ空きがあります。

ちょっと中途半端な期間ですが、GWだけでもという方など、とりあえず興味がありましたら

一度ご連絡くださいませ!!

皆さんのご応募お待ちしております!!!!!

以下詳細をお読みください。

尾道ゲストハウス「あなごのねどこ」では、朝食と掃除のお手伝いをしてくれるヘルパーさんを募集しています。 尾道が好きで少しでも安く滞在したいという方、ヘルパーさんとしてあなごのスタッフや尾道空き家再生プロジェクトのメンバーとともに住民気分を味わいなが ら尾道で過ごしませんか? 昼からはフリーなので、宿泊者と尾道の街へ繰り出したり、パーティーしたりとお好きなように時間を使ってください。 詳しくは以下の要綱をお読みくださいませませ。

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期間:2016年5月1日から5月21日

業務:朝食の補助とカフェ、ゲストハウスの掃除補助

時間:朝食8:00~10:00、カフェ掃除補助10:00~11:00、ゲストハウス掃除補助11:00~14:00くらい

休み:2日程度(宿泊状況により変更有)

待遇:寝床と朝食と昼食のまかない付き

給与:フリーアコモデーション形態で、お給料は発生しません。

その他:尾道が好きな方、英語を使うのが好きな方、旅が好きな方、建物に興味ある方、空きPの活動に興味のある方、ゲストハウスを開業したい方、はたまた移住を考えてるかたなどなど優遇いたし〼。

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お問い合わせは、山本までよろしくどうぞ 0848-38-1005

あなごのねどこPV https://www.youtube.com/watch?v=O9jUoJ4RSb4

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海Q高松編 エピローグ 相性の良い街?

8月某日。泊まっていたゲストハウスのラウンジで、僕は雑誌を読んでいた。「SWITCH」2月号で特集は荒木経惟。冒頭には、角田光代の連載があった。私生活や仕事に関するエッセイで、今回では香港が、話の中心だった。彼女にとって香港は、とにかく何をするにも楽しいような、相性の良い場所なのだという。

 

「興奮も緊張もしない、ちょうどいいたのしさ」

 

まだそんな境地には達していないけれど、今まさに滞在している高松は、自分にとって相性の良い街になりつつあるんじゃないかと、ふと思った。といっても、ゲストハウスにたどり着くのに散々迷い、さらに翌日の朝、うどん屋を探してまた迷う、といった始末なのだから、結局まだまだなのかもしれない。

 

初めて高松に行ったのは、3年前のことだ。現代アートに関心を持つようになった頃、タイミングよく瀬戸内国際芸術祭も開催され、しかも、芸術祭の運営を支えるボランティアグループのこえび隊にも参加したため、その年は4、5回くらい訪れていたと思う。その頃はまだ京都に住んでいたので、活動に参加するときには、泊まる場所が必要になった。そんなとき、運営側から用意されたのがこえび寮だった。いろいろと場所の変遷もあったようだが、自分が参加した秋会期のとき、場所は中心市街地のあるお寺に定められていた。

 

確かそこは、本堂と会館が一体化していた近代的なお寺で、部屋もたくさんあった。宿泊者が多いとき、大抵男子は1階の広い本堂で寝ていたが、そこだけは吹き抜けで、2階の通路からは丸見えな状態だったのを、今でも覚えている。2階には共用のキッチンがあって、手打ちのさぬきうどんやたこ焼き、芸術祭の打ち上げなど、いろいろとパーティーも催された。今の自分が、ゲストハウスやシェアハウスに親しんでいるのには、このこえび寮の存在が大きいと思う。

 

あるとき、どうしても長靴が必要になって、街へと買いものに出かけた。なかなか長靴は見当たらず、仕事終わりの疲れた状態で、2時間近くも彷徨うハメに。でも、彷徨いながら見ていた街の姿は、漠然とおもしろいものに感じられた。もはやショッピングモールとでもいうべき、清潔感の漂うアーケード。パイの美味しい洋菓子屋を見つけた、小さくて味のある通り。銭湯に向かう道の途中にあった、スーパと一体化した駅の周辺に広がる、生活感の漂うエリア。ほとんどの時間を、島々でのボランティア活動に費やしていたこの時期、それらはまだ、自分のなかで実体として感じられず、どこか幻に近いものがあったと思う。 takamatu88 ボランティアを終えてから一年半後、すでに尾道へと移住していた僕は、ようやく高松を訪れる機会を得た。今度はしっかりとカメラを携えて、中心市街地へと入った。何となく寮のあったお寺を目指し、写真を撮りながら歩いていくと、あの時感じた、街の多様さ、おもしろさが、ようやく自分の体の中に浸透し、定着していったような感覚を覚えた。

 

まだまだ街は続いている。同じ年の夏、そのお寺から少し南のエリアへと足をのばした。持ち歩いていた本に書いてあった、いくつかのお店に行ってみると、これがまた恐ろしいくらい、自分のツボにはまっていった。ゲストハウスもあるこのエリアには、どこか親しみやすい店が多く、高松に滞在するのなら、もういっそこのエリア内で、宿泊も飲み食いも済ませてしまおう、そう思えるような場所になった。

 

今年は、いよいよ芸術祭が開幕する。こえび寮も復活するそうだ。おそらくアートのために、島へとまた向かうのだろう。そして島から帰ってきたのなら、例の場所に滞在し、飲み食いすることを、忘れないようにしたい。ブロンズ外壁の百十四ビルにほど近い、あの辺りへ。

あなごのねどこスタッフ MOOさん takamatu95OLYMPUS DIGITAL CAMERA